めだかさんといっしょ

2021年突如始まったメダカ飼育にドはまりしています

ベランダビオトープ春のリセット

 

昨年秋、メダカシーズン終わりごろに立ち上げたベランダのビオトープ

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立ち上がってからは非常に優秀で、水換えらしい水換えは全くしないで冬を迎えて越冬し、5カ月目を迎えました。

ただし、やはり一切手を入れていないだけに、分解しきれないフンや溶けたマツモの残骸が目につくようになり、このまま暖かい季節を迎えるのはちょっと不安な様子だったので、温かくなってきた本日、リセットを行いました。

 

リセット後の理想

現在のビオトープは、一面に赤玉土を敷いて、真ん中に植物の鉢(ほぼ枯れてる)、テトラポットゾーンに沈没船という以前室内で使っていていらなくなったオブジェを置いて、流木に巻き付けて伸び放題に伸びたリシア、そしてよくわからない頃に勝ったにしてはいい形をしている流木がある状態。

リセットで改善したい項目としては

  • 深いゾーンと浅いゾーンがあるように高低差を作り、変化をつけたい
  • 深いゾーンの底には白い石を敷いて、将来室内から移動したオロチも目立つようにしたい
  • 植物はなんか葉っぱの大きなものをメインにして、植物で自然の日影ができるようにしたい
  • リシアは扱いに困ったからやめる
  • 浮草はアマゾンフロッグピットを使っていたが、根をどんどん伸ばして赤玉土にまで食い込ませてしまうので、根の伸びないフィランサス・フルイタンスというものに変更する
  • 投げ込みのスポンジフィルターを設置して、今後の暑さと生体増加に備える

こんな感じでしょうか…

 

次のリセット作業が楽になるように、赤玉土をカゴやケースに入れて設置したいと思っていたのですが、現在の容器が丸い鉢状のものであり、それをやろうとすると非常にレイアウトが制限されてしまうことから、今回は今まで通り赤玉土を直接鉢に入れることに。

次回リセット時には、SVボックスなどの角形の容器に変更することも含めて考えたいと思います。

 

リセット作業

リセットしようと思い立って以降も、なかなか転機とのタイミングが合わず伸ばし伸ばしになっていましたが、3/12、ようやく好天に恵まれ、リセット作業を開始しました。

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まずは、レイアウトに使っていた素材や水草を取り出し、捕まえやすくなったところでメダカを捕獲。なるべく飼育水をそのまま使いたいので、できるだけ飼育水をバケツに取り出して、それぞれその中で待機してもらいます。

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植物も冬の間に枯れてみすぼらしくなっていたものを処分して植えなおし。あとは、これからフッサァになる予定のミズキンバイさんにも待機してもらっています。いまはまだただの赤玉土の鉢ですけどね…。

こちらも可能な限り飼育水を入れ、すぐに投入可能な状態で待機。

 

あとは、鉢に残った赤玉土を取り換えるor洗浄して再利用ですが、こちらのビオトープは昨年10月に作成し、割とすぐに冬を迎えたせいか、玉がほとんど崩れていなかったので再利用することに。

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全部土を取り出して鉢を丸洗い。

 

使用している鉢は

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こちらのメダカ鉢。当時はまだ、屋外でメダカを飼うといったら丸い鉢というイメージしかなかったんですよね。すべてイメージだけで選んだので、今となっては、もう少し深い鉢にすればよかったなとか、いっそ四角いボックスでよかったなとかいろいろ思うところはありますが、まあ、室内からしっかり見えるものですからこれでよかったかもしれません。

 

赤玉土の洗浄

これが一番大変でした…orz

大変すぎて写真もないのですがw

 

鉢からすべて取り出した赤玉土を、軽くすすいで再利用したいのですが、再利用する以上赤玉土に住み着いている(はずの)バクテリアを殺さないようにしなくてはなりません。となると、水道水でガシャ洗いするわけにはいかないですし、我が家にはアクアリウム用の浄水器なんてないですから、洗浄するためのウン十リットルという水を汲んではカルキ抜き剤を入れて、それを使って洗浄するしかないわけです。

バケツも無限にあるわけではないですし、水を作って、洗って、ざるにあげて、また水を作って、洗って、ざるにあげて…

かれこれ1時間以上赤玉土の洗浄に費やしていた気がします。

しかもあまり長時間空気にさらしてしまうとやっぱりバクテリアちゃんが死んでしまうので、乾燥しないうちにやらなくてはと気持ちも焦る…

 

逆に、赤玉土の洗浄が終わったときは、もうすべてをやり終えたくらいの達成感がありましたwww

 

レイアウト作成とスポンジフィルターの設置

赤玉土の洗浄が終わった=素材がすべてそろった、ということなので、ようやくビオトープ再作成に入ります。

予定では、鉢の真ん中に鉢底ネットで囲った投げ込みスポンジフィルターを置き、その周りをメダカが回れるような感じで赤玉土の陸地部分と、白石の深い部分とが半分ずつ…みたいなイメージでした。

投げ込みスポンジフィルターは

hb.afl.rakuten.co.jp

こちらにしました。

容器をSVボックスに変えようかどうしようかギリギリまで悩んでいたので、SVボックスを使った屋外飼育の動画でオススメされていたこちらを用意しておいたのです。

ただ、うちのベランダビオトープ楊貴妃ちゃんたちは、いままでろ過装置のないほぼ止水で暮らしてきたコたち。いきなり一日中ブクブクしていたら驚いちゃうんじゃないか…

なんて無駄な親心と、まあ赤玉土が侵食してこないように鉢底ネットで筒を作って、その中にスポンジフィルターを入れて設置。

その後、赤玉土を入れて鉢を置いて、鉢の上もメダカがスイスイ泳げる程度の浅い水が被るように水位を調整した結果…

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こうなってました。

 

ドーナツ型どこいった??

 

いえね、赤玉土を入れて、鉢を置いたら、フィルターがどんどん押し出されちゃいまして…考えてみれば、鉢に固定してあるわけじゃないので当たり前なんですけどね…。次に同じことをするなら、ちゃんと鉢全体を覆うような鉢底ネットをまず敷いて、それにフィルターを入れる筒を先に固定してからレイアウトします。

たぶん来年はSVボックスを使うので、次はないですが。

 

実現できたこと

  • 深いゾーンと浅いゾーンを作って高低差を付けること(ただし、深いゾーンの面積が想定よりかなり狭くなった)
  • 白い石は一番浅瀬の鉢の向こう側になった(とりあえず、この上をメダカが泳ぐとキレイですよ…)
  • 植物はまだハゲハゲ
  • リシアは処分
  • 浮草はフィランサス・フルイタンスに変更したけど、なんか葉っぱが茶色くなってる。大丈夫かこいつら。
  • 投げ込みのスポンジフィルターを設置したが、深いゾーンがあまり広く取れなかったのもあり、水量をあまり増やせなかったので、生体たくさん入れるのは怖いかも…

と、一部注釈付きだったり変更が加わったりしましたが、とりあえず開始前に希望していたことの50%は実現できたかと思います。

 

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何より、戻した楊貴妃たちが元気いっぱいでバビューンと走り回ってくれているので、やってよかったなと思いまする。

 

ただ、赤玉土を使っているのに思ったよりアルカリ寄りのPHだったので、エアレーションを入れたこともありますし、これ以上アルカリに傾かないようにしばらく様子を見たいと思います。

 

以上、ベランダビオトープ春のリセットでした!

5時間くらいずっと腰をかがめてたので、この後腰痛で動けなくなったのは内緒です!!