オトシンネグロの餌付けで悩む
現在室内のメイン水槽にはコケ取り生体としてオトシンネグロが4匹入っております。
導入当初は、大きな流木盆栽やらガラスやらについたコケを一生懸命食べてもらっていたのですが、最近水が安定してきたようで、あまりコケがつかなくなってきてしまいました💦
エビちゃんもいることですし、これはネグロちゃんに何かエサをあげなくては餓死してしまうのでは…慌てていろいろ探してみました。
オトシンネグロ(&オトシンクルス)はなかなか人工飼料をエサだと認識してくれなくて、餌付けするまでに苦労するらしいです。隔離した水槽で人工飼料に餌付けしてから放流するべきだったようですが、もう後の祭りです…
チェリーシュリンプのエサ
どこで見つけた情報だったか忘れましたが、チェリーシュリンプのこのエサをよく食べる、という情報を見かけました。その方は特に苦労するでもなく、このシュリンプフードで餌付けできたとか。
ほう、苦労することなく…ですか。
早速購入しました☺
メイン水槽のモスのコケ取りはオレンジチェリーシュリンプにお願いしているので、ちょうどいいじゃないですか!
早速メイン水槽にペレットを投下。
メダカが大挙して押し寄せてつつきまわして、エビすら全然近寄れませんでした☆
その後いろいろ事情があってメダカを一時隔離して、コケ取り生体天国になったメイン水槽に、再びペレットを投下!
エビがわんさか寄ってきてエビ団子ができました☆
まあ、そもそもシュリンプのエサですしね…
一応、つまんでネグロの鼻先まで持って行ったのですが、シューッて逃げられちゃいました😢
これはダメだと思い、もう一度情報を探します。
オトシンクルス専用練りエサ
いつものごとくcharmさんでいろいろ物色していると、ふと関連商品の欄に出てきたものに目が留まりました。
専用の練りエサ!!!
光の速さで購入しました☆
どうやら、これを期定量の水で溶いてねりねりして、流木に擦り付けて水槽にドボンすればいいようです。
オーケーオーケー。
水槽から流木を一つ取り出して、練ったこのエサを擦り付けて、水槽にドボンしました。
エビがわんさか寄ってきてエビ団子ができました☆(デジャヴ)
まあ、考えてみれば魚のエサなんて共通でまかなうことが多いですし、同じコケ取り生体なら似たようなものが好きなのは当たり前ですよね…。しばらく見てたら、タニシもえっちらおっちらやってきてましたしw
しかもこれ、水がめちゃ汚れます。
硬めに練って貼り付けるのですぐには溶け出しませんが、当然水の中で水分を含めばどんどん溶け出していきます。生体がすぐやってきて全部食べてくれればいいですが、食べ残したりそもそも来なかったりしたら、かなり水に溶けだしてしまいそうです。
残念ながらこちらは、人工飼料に既に慣れた個体向けという感じでしょうか。
1カ月熟成流木
困ったなあと思っていたところに、急に解決策が降ってきました。
「人工飼料がダメなら、自然のコケを食べればいいじゃない」
ベランダのビオトープをリセットした際、1カ月ほど水中に沈めていた小さめの流木が余ったので、メイン水槽にドボンしてみたのです。
食べに来た!!!
写真だと分かりにくいですが、この小さな流木に3匹のネグロがくっついています。はじめはエビ団子になっていたのですが、しばらくしたらネグロもやってきていました。(タニシもいるよ)
ベランダビオトープではコケ取り生体はタニシが2匹とかなり心もとないコケ取り状況だったので、ちょうどいい感じにコケが熟成されていたようなのです。
ちょうど、ベランダでは4つのミニコンテナと鉢でメダカ長屋を作り、それぞれに小さな流木を入れたところです。
1カ月程度でネグロが喜ぶくらいのコケが付くのであれば、毎週1回、それぞれの水槽から流木を持ってきてメイン水槽に入れ、メイン水槽でコケをとってもらった流木をメダカ長屋に戻せば、流木のコケ取りもできてネグロも喜ぶコケ循環機関コケコッコーが生まれるではありませんか!
というわけで、いろいろ試した挙句、我が家では「自然に任せる」という解決策がベストだと判明した次第であります。
ベランダでビオトープしててよかった…☺