エビ・ジェノサイド疑惑
消えた稚魚
朝、稚魚水槽になる予定のちび水槽の水質を測定したところ、アンモニアは消失していました。亜硝酸は少々残っていたので、1/3ほど水換えしながら、実際に稚魚を入れた時のイメージをして「水流が強いかなあ」などと思いつつ、メイン水槽の隔離ネットを覗いたところ…
?
稚魚、少なくないか?
慌てて浮かべてあるマツモをどかして数えてみたが、どう見てもちびっ子稚魚が少ない。
ちょっと汚れてて申し訳ない💦
画像真ん中下に見える大きめの影はタニシさんの背中なので、大きめの子が2匹、小さい針子に近いのが3匹…残りの3匹どこ行った…?
昨日の夜、電気を落とすときに確認したときは確かに針子6匹いたので、夜の間に何かあったことに…
エビ・ジェノサイド疑惑
苔取り生体という、水槽に生えるコケを食料とするため水槽に入れておくとコメをお掃除してくれてエサもほとんどいらないという便利な生き物がいるのですが、その苔取り生体としてよく入れられるものに、ミナミヌマエビとヤマトヌマエビがおります。
主な違いはそのサイズで、簡単に言えばヤマトはでかい、ミナミは小さい。
ヤマトヌマエビのほうがコケ取り能力は段違いに上らしいのですが、メイン生体がメダカである以上メダカより大きいエビが水槽に入るのは嫌なので、ミナミヌマエビを買ってきたのです。
その時、やけに大きいのが一匹混じってるなとは思っていたのですが、その後姿を見ないうちに忘れてました。ところが最近デカい脱皮した皮を見かけてから、そいつが時々姿を現すようになったのです*1。
とにかくデカい。
ミナミヌマエビがあまりにも見つけにくくて生存確認ができなかったため、その後はカラフルなチェリーシュリンプを飼育することにしたので、ミナミヌマエビで残っているのはその1匹だけなんだけど、ホントにミナミ?って疑うくらいデカくなってる。正直、ヤマトヌマエビが混入してたと言われても不思議に思わないサイズ。たぶん、メダカの生体くらいのサイズはある。
そのデカいヌマエビがですね、前日夜、稚魚の隔離ネットの外側に張り付いてツマツマしてた気がするんですよね…
夜はガラス蓋しちゃいますし、上部フィルターのために水位はかなり高いので、正直エビが中に入るとは思ってなかったんだけど、ほかに考えうる理由がない。
エビ、針子食ったな…🤔
元気なメダカならエビに捕まることはないんだろうけど、何しろフローティングネットの中狭いですし、ヌマエビ野郎は大人のメダカくらいのサイズは余裕であったので、きっとジェノサイドだったのでしょう…😢
とにかく、何とかしなくてはなりません。
味をしめたヌマエビがまたやってこないとは限らないですし、蓋をするとかそういうレベルの話じゃないのです。
というわけで…
急遽、稚魚を引っ越し
まだ亜硝酸が下がり切ってなかったので不安はありますが、さらに半分水換え、メイン水槽の水も投入…でなんとか乗り切ってもらう前提で、稚魚をちび水槽に移動することにしました。
ネットの中にいたヒメタニシたんは、このまま稚魚のお供をしてもらいます。
そういえば、このヒメタニシたんは、記念すべき初めてネットで買った生体です。
アマゾンで注文したんですが、なんと、袋に入ってメール便でポストに届いたんですよね。当時は初めて買った生体だったので、タニシってポストに届くんだとめちゃめちゃびっくりしましたが、たぶん、アマゾンだと送料無料にされちゃうから、送料を節約するためなんでしょうね…。
まだ残暑厳しい頃だったし、たぶん何の配慮もなく輸送されたせいで2匹殻が割れて★になっていたので、ビニールを開けたらとても臭かったです。
というわけで、タニシはアマゾンで買わないほうがいいと思います…。(オススメしないので、リンクもしないようにしますね)
話が逸れました。
稚魚は体力がないから水が変わるのはよくないというし、そもそも網ですくって移動することさえ致命的という話を聞くので、エビを迎えた時以上に慎重に水合わせしました。
念のためちび水槽の1/3はメイン水槽から水を持ってきましたが、底床が違うので(メイン水槽は大磯砂、ちび水槽はブルカミア)水質完全一致とはいきません…。
それでも、このままエビに食われるよりはいいはず…!
稚魚、30センチ水槽の世界へ
2時間ほどかけて水合わせしてから、合わせた水も含めてちび水槽に投入!
小さなフローティングネットの世界から、ひろーい世界に解き放たれて、稚魚たちもゆったり回遊を…
固まっとるやん。
全員、底面フィルターの吐出口の下あたりの隅っこに密集してました。
水流が強すぎる可能性があったので、吐出口を壁側に向け、さらに吐出口が水面より上にでるように水位を調整しました。
使っているエアポンプは水作のSSPP-3S。音が静かでエア量が調節できるので気に入って、メイン水槽にも同じものを使っています。
エアを最小にしていますが、それでも強かったか…。
とりあえず吐出口を水上にすれば落ちてくる水の刺激だけになるので、多少勢いは弱まる感じでした。
翌日、恐る恐る水槽を覗いてみると、やはり移動と水の変化に耐えられなかった針子が1匹★になっていましたが、残る4匹は元気に泳ぎ回っていました。
水質をチェックしてみると、アンモニア(左)も亜硝酸(右)もほぼ消失!
よかった…😊ホッ
特に大きめの子たちは、今のメイン水槽がこのちび水槽だった頃に育てていた4匹の真っ黒なオロチから生まれた選り抜きの稚魚なので、この子たちが無事だったことが何よりうれしい…。
また、メイン水槽のほうでもいくつかタマゴを採取したので、そちらも併せて育てていきます。
稚魚水槽、にぎやかになるといいなー*2