無知の大海に泳ぎだすメダカ
さすがの私も「魚はカルキを抜いた水に入れないといけない」くらいは知っておりました。小さい頃に金魚を飼っていた友人の話を必死に思い出してみると、「水を汲んで1日くらい放置すればカルキは抜ける」と言っていた気がします。
とりあえず、メダカをもらうことになっている前々日あたりにバケツに水を汲み置きしまして、水槽を用意して待っておりました。
お手入れがしにくいとレビューのあった水槽を強行購入
当時、私が用意した水槽はこちら。
いやね、置く予定の場所がキッチンカウンターの上だったんですよ。LDKで一番目につくところじゃないですか。ちょっとオサレな感じになるといいなって思って、普通の水槽じゃつまらないって思っちゃったんですよね。
何て魚迷惑…
これを3つほど用意して、3つつなげて、チューブの間をメダカが泳いでいくとか楽しそうじゃん♪とか思ってワクワクしてましたね。
またこの時、「水換え」についてよくわかってなくて、この水槽は切り離したりくっつけたりができるから、水換えの時は切り離して半分を洗ったり入れ替えたりすればなんかいい感じに掃除できそうじゃん!とか思ってました。
何しろやったことないですからね。実際には水入れたまま切り離すなんてできないって分かってないですよね☆
やってきたメダカたち
「ハイ、メダカ」
と渡されたメダカは、中小合わせて15匹近くいたでしょうか。
たぶん、大きな子たちは優先的にお祭りで配られたのでしょう。成体と言えるほど大きなメダカはいなくて、かろうじてメダカの形をしているレベルのメダカが多かった気がします。
とはいえ、当時は何の知識もなかった私。「メダカってこんなもんか」と軽ーい感じで用意した水槽にジャバーと入れたのでした。
温度合わせとかなし。
水合わせとか知識すらなし。
そこに針子をようやく卒業したくらいの小さなメダカをジャバーしちゃったわけですから、ほんとに無知って罪だなと思いますよね…。
私のメダカ飼育は、そんな底辺レベルから始まったのでありました。
ーつづくー